感染管理認定看護師は、認定看護師と呼ばれる看護師の中の1つです。感染症対策などを専門としており、1998年より日本看護協会に認定されました。この感染管理認定看護師になるためには、資格を取得する必要があります。まず日本看護協会が認める教育機関で、課程を修了しなくてはいけません。この教育機関への入学には入学要項が定められています。入学要項は、看護師免許を取得した後、通算5年以上の実務実績と、実務期間中、通算3年以上感染管理に関わった活動実績があることが必要です。更に現在専従または兼務として感染管理に関わっている事が望ましいとされています。更に、この教育機関で課程を受講するには、入試があり合格する必要があります。この入学試験の範囲がかなり広く、合格するのが困難だと言われています。入学試験では、筆記の学科試験や、小論文、面接があります。無事入試に合格し、課程を修了すると、認定審査が行われます。この認定審査は、四肢択一で40問出題されます。この認定審査は、教育課程の範囲内なので、きちんと勉強しておけば、合格点に達することができます。
このように、感染管理認定看護師は、誰でもなれるわけではなく、日本看護協会が認めた教育機関で教育課程を修了し、認定審査を受けて合格する必要があります。また、教育機関の入学試験を受ける為には条件があり、入学試験も非常に難しいと言われています。感染管理認定看護師を目指すのであれば、希望する教育機関の出題傾向などをしっかりリサーチする必要があります。